ズージャンフジツボ Amphibalanus zhujiangensis Ren, 1989 |
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推定される原産地 |
東南アジア? |
推定される移出地 |
インドネシア? |
国内での初発見年 |
1998年 |
国内での初発見地 |
沖縄県具志川市 |
推定される移入手段 |
船体付着 |
国内での分布 |
沖縄県具志川市 |
被害状況 |
被害報告はない |
・同定のポイント
殻表面は平滑で、白または淡いビンク地に薄紫色の縦じまを有する。大きさは直径1〜1.5cmほど。
楯板は縦長の三角形で閉塞縁は荒く鋸歯状、成長線は発達。板中央部は底縁から1列に続く凹みを有する。
楯板
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・生態
沖縄では水深1mに垂下した試験板や潮間帯岩礁部にも多数生息するとされる。これまでの記録は熱帯海域に限られている。
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・文献
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山口寿之 2010.新たなる外来フジツボ.In 海の外来生物−人間によって撹乱された地球の海.日本プランクトン学会・日本ベントス学会編.東海大学出版会,
49-71. |
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